「わが街、鶴見」 〜学生が語るツルミの魅力〜

總持寺の深い緑に包まれ、静かなたたずまいの中にある鶴見大学。
キャンパスから目と鼻の先のJR鶴見駅周辺には、飲食店をはじめ様々な商業・
ビジネスビルが密集する繁華街が広がり、賑わいを見せています。
大学での勉学の合間のショッピングや飲食、娯楽など、
ひと時の憩いの場として、学生生活をより楽しいものにしてくれる“わが街・鶴見”。
その魅力を、紫雲祭実行委員会と課外活動連合会で活躍する
5人の学生に語ってもらいました。

─初めに簡単な自己紹介を。出身地や現在の住まいについても教えてください。

宮地 課外活動連合会で会長をしています。長野県の出身で、今は三ツ池公園の近くに住んでいます。
川島 同じ課外活動連合会で、文連代表をつとめています。群馬県から鶴見へ来ました。大学から徒歩20分の女子学生寮で生活しています。
宇野 紫雲祭実行委員会で、委員長とイベント部長を兼務しています。茨城県の常陸大宮市の出身で、大学の裏手の東寺尾中台に住んでいます。
宮本 紫雲祭実行委員会で副委員長をつとめ、委員長を補佐しています。出身は相模原市南区で、毎日、自宅から電車で通学しています。
丸尾 僕も紫雲祭実行委員会のメンバーです。出身は東京の杉並区。駅東口の鶴見中央のアパートで暮らしています。

庶民的で 活気のある街

─県外出身の方が大半ですが、鶴見の街の第一印象はいかがでしたか。

宮地 僕は高校3年の時に、オープンキャンパスに参加するため、初めて鶴見へ出て来ました。まず驚いたのが人の多さと雑然とした街並み。飲食店が多く、以前は、お酒の立ち飲み屋で、昼間から一杯やっている人がいたりして、物珍しさと同時に活気も感じました。
川島 私もオープンキャンパスで、初めて鶴見へ。駅を降りたら、路上に作ったステージでライブをやっていて、「わーっ、都会なんだ」ってびっくりしました。でも、その後が大変。大学まで徒歩5分なのに、道に迷ってしまい、あちこち歩き回りました。
 やっとたどり着いた大学は、閑静な環境の中にあり、とてもいい印象を持ちました。
宮本 僕もオープンキャンパスで、道に迷った口です。鶴見駅では、大学と反対側の東口に出てしまい、30分以上も余計に歩きました。実は、その日は乗換駅の横浜でも道に迷い、二度目の?災難?だったんです。大学に着いた時は疲労の余り、お腹は痛くなるし、もう散々。鶴見の第一印象は最悪でした(笑)。
宇野 私が初めて鶴見へ来たのは高3の夏。オープンキャンパスが目的でしたが、駅から大学まで木陰がなく、暑くて大変でした。でも、大学の構内は緑いっぱいで涼しく、ホッとしたものです。
 途中、商店街で總持寺のお坊さんにたくさん出会い、びっくり仰天。それが鶴見の第一印象でした。
丸尾 僕は東京の出身ですが、鶴見の方が街全体に活気がある気がします。駅前商店街なんて、いつも人でいっぱいだし、実に賑やか。交通の便も良く、とても暮らしやすい街だと思います。

人情に厚く、親切。 外国人も多い

─本学に入学して、鶴見の街がより身近になったと思います。どんなところに魅力を感じますか。

宮地 街の雰囲気が庶民的で、定食屋さんとかコンビニがよく似合う。物価も比較的安いし、そんな所がいいですね。
宇野 確かにその通りですが、私が住んでいる東寺尾中台辺りでは、BMWやアルファロメオといった高級外車をよく見かけます。案外、お金持ちも多く住んでるんじゃないかしら(笑)。
川島 それと鶴見って、人情に厚い街ですよね。道を聞けば、みんな親切に教えてくれるし、中にはわざわざ途中まで案内してくれる人も。都会なのに、下町の人情が色濃く残っているんだな、と嬉しくなります。
宮地 外国人も結構、多いよね。それも観光客ではなく、ほとんどが鶴見で生活している。この間、日本人の若いママさんたちと一緒にベビーカーを押していた西洋系の外国人女性が、流暢な関西弁をしゃべっていたので、びっくり(笑)。改めて国際的な街なんだと、実感しました。

─宮本さんは?

宮本 魅力とは違いますが、鶴見の駅前広場にドバトが群れていて、その中に一羽だけ?変わり種?がいます。全身真っ白で、羽の先端だけが赤いんです。僕はそのハトを見るたびに「ああ、今日も一日いいことがありそうだ」と、幸せな気持ちになる(笑)。僕にとって、鶴見はそんな街なんです。

食事や買い物・娯楽で、 街中へ

─ふだん授業や部活で忙しいと思いますが、どんな時に街中へ出かけますか。

宮地 僕は授業が休講になったり、次の授業まで空き時間ができた時です。でも、せいぜい鶴見の駅前までで、そんなに遠出はしません。そこでランチを食べたり、ゲームセンターで遊んだりします。
宇野 私は授業が終わった後が多いですね。主に駅前商店街へ出かけ、食事や買い物をしたり、友達とカラオケを楽しみます。時々、紫雲祭実行委員会の後に、1年生の委員を連れて食事に行ったりもしています。
川島 私は午後の授業がない時に、よく鶴見駅前のブックオフへ行き、古本探しを楽しんでいます。
丸尾 歯学部の場合は、基本的に休講がないので、昼間はほとんど街中へ出ません。ただ、2限目の授業が早く終わった時などは、駅前までランチを食べに行きます。また、試験前にはクラスの仲間と駅の近くの喫茶店などに集まり、一緒に勉強をしています。

─夜、街中の居酒屋へ飲みに行ったりはしませんか。

丸尾 時々、クラスの仲間と行きます。駅の周辺には居酒屋がたくさんあり、お酒を飲むことには不自由しません。
川島 私は部活の打ち上げや新入生歓迎コンパなどで、東口の居酒屋へ行きます。でも、まだ未成年なので、アルコールで盛り上がる先輩を横目に、ひたすらウーロン茶で我慢しています(笑)。

鶴見駅前の豊岡商店街

大切な地域との交流

─鶴見は人情に厚く、庶民的な街との話がありましたが、地域の人々との交流の機会などもあるのですか。

宇野 いえ、ふだんはほとんどありません。ただ、私たち紫雲祭実行委員会のメンバーは、学生課の紹介で、時々、地域イベントのお手伝いをしています。先日は、鶴見の魅力を発見する「トレジャー・ハンター」形式の地域イベントに参加しました。
宮本 ボランティアでお手伝いをしただけですが、地域の方と触れ合うことができて、有意義な一日でした。
丸尾 地域で活躍する方やイベントに参加した多くの区民の方々と親しく話ができ、仲良くなれた。参加して、とても良かったと思っています。
宇野 紫雲祭実行委員会の場合は、地域への広報活動や協賛金(広告)集めといった仕事もあります。そのため、日頃からの地域交流も大事なんだと、改めて感じました。

人気、おススメの店は?

─ところで、皆さんがよく行くのは、どんなお店ですか。学生に人気があったり、おススメの店を教えてください。

宇野 鶴見はとにかくラーメン店が多い。中でも、いち推しは西口にある「松波家」さん。ここの豚骨塩ラーメンは、こってり味の割に食べやすく、私は大好きです。
丸尾 ラーメンなら、やっぱり東口のイトーヨーカ堂近くにある「麺丸」でしょう。大学からはちょっと遠いですが、僕はここのラーメンが鶴見で一番だと思う。特におススメは塩味ラーメンです。
川島 私が好きなのは、大学へ行く途中の鶴見線の高架下にある「餃子の王将」です。ギョーザが一番人気ですが、電車の騒音と振動の中での食事は、一風変わっていて、また格別。こんなお店で食事するのが、昔からの夢だったんです(笑)。
丸尾 同じ高架下なら、レストランの「ばーく」もいい。ここのバターライス鳥唐揚げは絶品です。 宇野 それと豊岡商店街にある和菓子店で「竹や」さんです。和菓子の道明寺と人形焼きがとてもおいしい。また、お店のおじいちゃんが気さくで、とても可愛いんです(笑)。
宮本 大学のすぐ近くにあるパン屋さん(ベルナールかもしだ)。僕はここのパンが大好きです。自分の好物がジャガイモなので、明太子ポテトなどポテト系のパンをよく買います。ほかにコロッケやメンチカツもあり、これも学生たちに人気です。
宇野 それと美容院では、豊岡商店街の中の「ミルキーウエイ」。ココとシャネルという2匹の“看板犬”がいて、すごく人懐こくて愛くるしい。犬好きにはたまらない美容院です(笑)。
宮地 鶴見駅西口の「SEIYU」もいいよね。食品から衣類、文房具、鍋、釜まで、日用品なら何でもそろっていて、学生にも人気です。 宇野 確かにね。値段も安いし、ほとんどの買い物はここで済んでしまう。学生生活を送るうえで、本当に助かっています。
川島 そう、サービスも満点で商品の包装なども丁寧だし、心のこもったお店っていう感じです。

─学生生活をより充実させるうえで、もっと「こんなお店が欲しい」といった要望はありませんか。

宮地 大きな電機店が欲しいですね。僕は文学部ドキュメンテーション学科なので、パソコンやUSBなど周辺機器が必需品です。でも、欲しい機器が買える店が少ない。それで不便を感じています。
川島 同感ですね。近くに電機店がないので、私も交通費をかけて、わざわざ川崎まで買いに行く。大型の電機店があれば、本当に助かります。
宇野 私は鶴見がもっとお洒落な街になって欲しい。そのためにも、センス溢れるファッション関係のお店がたくさんできるといいですね。
 それと複合エンタテインメント空間の「ROUND1」のような施設。今の鶴見はスポーツ・娯楽関係の施設が余りに少な過ぎます。

魅力の大学図書館、パソコン関連施設も完備

─さて、鶴見大学の魅力についても一言お願いします。

宮地 まず都心にある大学なのに、緑がいっぱいで静かなこと。構内の歯学部附属病院には内科などもあり、病気の時は実に心強い。僕もインフルエンザなどでよくお世話になります(笑)。
川島 OAルームなどパソコン関連の施設が整っていて、とても便利です。また、みんなで一緒に勉強できる大教室(中講堂)もあり、試験前などは特に助かります。
宮本 一番の魅力は、やはり立派な大学図書館。蔵書が多いうえ、珍本やマニアックな本もいろいろあって、好奇心を刺激してくれる。本当に楽しい空間です。
宇野 私は図書館の地階にある視聴覚室が大好き。暇ができると飛んで行き、DVDで映画鑑賞を満喫しています。
丸尾 鶴見大学の一番の魅力は、理系の歯学部と文学部、短期大学部が同じキャンパスにあり、部活なども一緒にできること。文学部などの学生と交流できる歯学部なんて、全国的にもちょっと例がないんじゃないですか。

─最後に、今春の新入生や入学を希望する後輩(高校生)たちにアドバイスを。

宮地 より大学生活を楽しく、充実したものにするには、多くの仲間をつくることが一番。自ら積極的に動いて、ぜひ一人でも多くの友人、仲間をつくって欲しいと思います。そのためにも部活はいいですよ(笑)。

─ありがとうございました。

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