国際交流 発足から半年・国際交流センター  本学らしい国際交流のあり方を目指して

左から、前田伸子センター長、永坂哲センター主任

社会貢献を含めた 国際交流を全学的に推進

 本学の歯学部附属病院における「難民申請者のための無料歯科治療」がスタートして1年。5月28日(土)にはその記念シンポジウムが開催される。かねてより国際交流に力を入れてきた本学だが、これまで学部単位で行っていたそうした活動を統合・発展させていくこと、またより本学の建学の精神や特色を活かし、支援などを含めたさらなる国際交流活動を全学的に展開していくことなどをめざして、2010年10月「国際交流センター」が発足した。
 センター長である前田伸子副学長は語る。「本学は第三者評価でも特に「社会貢献」の面で高く評価されていますが、国際交流センターの活動も社会貢献が一つのキーワードになります。その他、将来的には全学部で国際交流を正規のカリキュラムに組み入れたり、意欲ある学生の皆さんが英語で発表やディベートできる力を養ったりといった取り組みもしていきたいですね。HPを立ち上げて積極的に情報発信し、『鶴見大学は国際交流が盛んだから』というのが受験生の志望動機になるくらい、存在感を高めていきたいと考えています」。

「主役は学生」という 活動へ展開していく

  センター准教授永坂哲主任は、学生の自主性発揮に期待する。「学生さんが参加できてこそ、大学らしい活動になる。今度の記念シンポジウムでも『難民と学生によるコンサート』を行いますが、演者のみならず当日の受付や運営スタッフも学生ボランティアにお願いしています。そうした『学生サポーター』も常時募集中ですでに約40名を数えますが、いずれはより学生さんの自主性を重んじた活動に発展させていくことが私たちの願いです」。
 国際交流や支援と聞くとつい身構えてしまいがちだが、国際交流の場は身近なところにもたくさんある。そうした機会を発見するきっかけとしても、同センターは大きく役立ってくれるはずだ。
 「『夏休みを利用して海外ボランティアをしてみたいのだけど』といった個人的な相談事でも結構です。国際交流について何か相談したい、情報収集したいという方は3号館3階の国際交流センターへ、どうぞお気軽においでください」。

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