平成19年度から本学と学術交流協定を結ぶ韓国外国語大学校では、 語学の習得とその国の文化を学ぶため、 半年間または1年間、他国の大学に留学するプログラムが組まれ、 本学にも毎年、留学生が訪れています。 今年は前期に3名が留学し、後期9月からは日本語学部日本地域学科3年のイ・ナウォンさんが交換留学生として留学しています。
 大学で日本語と日本文化、第二専攻で英語を学ぶイさん。日本への興味は小学生時代に読んだ漫画から生まれました。「少年ジャンプや名探偵コナンをハングルで読んでいました」それがアニメになり、アニメでハングルの字幕を見ながら日本語を聞くようになりました。高校で第二外国語として日本語を履修、さらに日本語の家庭教師からも学び、今では、日常的な日本語のコミュニケーションもスムーズにできます。
 今の関心はJポップ。中でもAKB48がお気に入りです。「韓国のスターはみんな一般の人々と一線を画す特別な存在感を出しますが、AKBなどの日本のスターは私たちと近い存在でいるところが好きです」総選挙もずっとインターネットを見ていました。
 「西洋の人は日本人と韓国人を同じように見ていると思いますが、日本人や韓国人にはお互いにしか分からない違いがあると思います。鶴見大学で学ぶ6か月の間にはそれが何であるかを見つけたいと考えています。日本の英語のオーラル・コミュニケ―ションの授業にも興味があります」この日も、履修科目について、興味のある分野の教授に相談しました。
 もう一つの希望は日本中を旅行すること。既に家族旅行で日本には十数回訪れているイさん。「まだ行ったことのない、中国四国地方を訪ねてみたい」と言います。
 将来は、「せっかく日本語を勉強しているのだから、翻訳家か韓国の企業と日本の企業を結ぶ仕事に就きたい」と夢を描くイさん。そのためにも「言葉の背景にある文化の違いを学びたい」と留学の抱負を語ります。

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