平成19年度から本学と学術交流協定を結ぶ韓国外国語大学校では、
語学の習得とその国の文化を学ぶため、
半年間、他国の大学に留学するプログラムが組まれ、
毎年、本学日本文学科にも留学生が訪れています。
今年は4年生のパク・ヒョギョンさんが交換学生として留学しています。

 韓国外国語大学校で日本語の通訳や翻訳を学ぶパクさん。「韓国外国語大学校は外語大学なので語学が他の大学よりもレベルが高く、会話は何とかできますが、さらに日本語の力をつけたいと考えて留学を希望しました」。異なる2つの言語間のコミュニケーションを新聞記事やコラム、政治家の演説などを題材に学んでいます。「同じ漢字を使っていますが、日本の『首脳会談』は韓国では『正上会議』です。そういう違いが難しいですね。日本語の古典文法や敬語も苦労しています」。パクさんが日本語に興味を持ったのは韓国で放送される日本のアニメやドラマから。「のだめカンタービレ」「花より団子」などのドラマの影響で、高校時代から日本語を学びました。また、展示会で日本企業の通訳のアルバイトをして楽しかったことも、通訳や翻訳を目指す理由の一つです。
 3月28日に来日してから大学女子寮で生活するパクさん。「大学の授業の雰囲気は韓国外国語大学校とびっくりするほど似ている」と言います。寮や大学でも友人ができ、一緒に食事や横浜に行くこともあります。「同じ港町なので、横浜は出身地の仁川とよく似ています」。日本で食べたいものはカレーうどん。留学中には旅行したり、韓国では盛んではない大学のサークル活動への参加も考えています。
 「難関の通訳翻訳大学院への進学か、日系企業へ就職したい」。既に4年生なので、卒業後の進路も視野に入れながら、半年間の留学生活を本学で送っています。

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