鶴見大学学生ボランティアチームは、平成26年3月25〜28日の期間に宮城県気仙沼市立大谷小学校、鹿折小学校の2校で学習支援(通称:学びーば)の活動を行いました。また今回は学習支援を行う前日の3月24日に「震災学習プログラム」と題しまして、三陸鉄道の「震災列車」に乗車し、鉄道会社社員から沿線被害状況の説明を聞き、その後は大船渡津波伝承館の館長さんによる当時の様子や震災体験などを聞くというプログラムを企画しました。
学習支援は3年前の2011年夏季から活動している大谷小学校は通算8回目、また一昨年の冬季から活動を始めた鹿折小学校は4回目の活動となり、本学学生を中心に教職員、研修医が現地活動に参加し、他大学や社会人も参加して活動をしております。
今回も引き続き学習だけでなく運動や工作イベントなどを盛り込み、子どもたちがイキイキと過ごすことが出来る場所となることを目指しました。
工作イベントでは大谷小学校は『紙粘土でお面を作ろう』と紙粘土でパーツを作り、顔も形も異なるお面を作ってもらう企画を行いました。鹿折小学校では『世界に一つだけの鯉のぼり』と白い鯉型の布に子供たちに染色液で色や模様をつけてもらう企画を行いました。二校別々の企画を行い、それぞれ企画の完成品に正解はないので子供たちの創造力を存分に出してもらいました。
大谷小学校は8回目の今でも100人を超える子ども達が参加してくれました。例年、春の開催時は卒業式を迎えた6年生は参加児童が少なくなるのですが、今回の6年生は「学びーば」初回から参加してくれていた子が多かったため今回の「学びーば」にもたくさん参加をしてくれました。鹿折小学校も4回目になっても子ども達からの支持が多く活動中も「次もこのおにいさん、おねえさんで来てね」など温かい声をくれます。
前回に引き続き、地元の方々と一緒に食事をする機会がありました。色々な話をして、美味しい料理をご馳走になりました。このように受け入れてくださる気仙沼の皆様のおかげで私たちは長い期間を現地で活動できるのだと思います。
活動の詳しい模様は大学のブログにて更新しています。興味のある方は是非一度ご覧下さい。参加メンバーも随時募集しております。
今後とも皆様のご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。