学術交流協定に基づき、韓国外国語大学校との間で2007(平成19)年度から続いている留学生の短期派遣。ことしも韓国から2人の女子学生が本学にやって来た。
 ともに日本学部で学ぶジョン・スランさん(4年)とゴ・ウンヘさん(3年)。日本語もなかなか流暢で、4月から文学部・日本文学科の学生たちと一緒に学んでいる。
 ふたりが来学した目的は、生きた日本語を学び、語学力のアップを図ること。とくに「敬語の使い方を勉強したい」と言う。
 ジョンさんは、歴史にも興味があるようで、日本史の授業では「今まで知らなかった日本という国の成り立ちがよく分かり、とてもおもしろい。すごく勉強になります」。ゴさんも「私は英語の授業が好き。ネイティブの先生が『君も同じ外国人だから』と、みんなの前で、私を特別に紹介してくれたりして、とっても楽しいんです」と目を輝かせる。
 授業以外では、ともに「写真部」に所属し、クラブ活動を楽しんでいる。一番のお気に入りは、大学図書館とか。「本や雑誌が豊富で、素敵な空間」とよく利用している。
 ゲストハウスでの自炊生活も、快適の様子。それぞれ部屋は別だが、韓国料理を作って一緒に食べたり、おしゃべりに夢中になったりと、異国での留学生活を満喫している。
 ふたりの将来の夢は、日本の企業で働くこと。そのためにも、日本語や日本文化を一生懸命勉強し、7月末までの短い留学期間中に、できるだけ多くのものを吸収するつもりだ。

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