充実した学園生活が送れるように、学生の課外活動参加を勧める本学では、毎年、新入生に課外活動公認団体を紹介する「新入生歓迎オリエンテーション」を開催している。今年は4月11日午前9時から、5号館101・102教室で行われた。あいにくの空模様にも拘わらず、多くの新入生が教室を埋め、立ち見も出た。
 「勉学が第一ですが、学部学科を超えた友達、先輩後輩のつながりをつくるには課外活動は欠かせません。素晴らしい団体がいくつもあります。ぜひ、どこかに参加して、学園生活を楽しんでほしいと思います」。
 前田伸子副学長のあいさつに続き、全学学生委員会を代表して加川順治教授から
「クラブやサークルは勉強以外のいろいろなことをサポートしています。オリエンテーションに参加したのですから、くまなくブースを回ってください。どういう活動をしているか、心を開いて、聞いてください。今までやってきたことから離れて、新しいことを始めるのも、いいかもしれません」と説明があった。
 学生ボランティアチーム、課外活動公認団体連合会、紫雲祭実行委員会に続き58の団体が活動を紹介した。映像を使った陸上競技部、コント仕立てにした演劇部をはじめ、各団体2分間のコメントには、新入生への熱い思いが込められていた。また、武術系団体、手話サークルJSL、競技ダンス部、音楽系団体はパフォーマンスを披露した。

 発表の途中から、待ちきれず1号館の各団体のブースに向かう新入生たち。各ブースでも先輩が熱心に活動を説明し、新入生を勧誘する風景が見られた。
「部活動のためになれば」と連合会に所属し、オリエンテーション開催の準備にあたった実行委員長の今福直人さん(ドキュメンテーション学科3年)。「僕も文芸部に入っています。授業に出ているだけでは、先輩や友人とのつながりはできませんが、部活に入れば、みんなと一緒になる機会も多くなり、コミュニケーションを学ぶ機会も増えます。今年は、ブースがいつもより少し活気がなく、残念です」。
それでも新入生に話を聞くと「サークルがたくさんで迷いますが、何かには入ろうと思っています」「大学生活を楽しみたいので一つでも入りたいと思います」「気分転換ができる部活がいいです」「時間が許せば、複数のサークルにも関わってみたい」など、意欲的な言葉を聞くことができた。
 実行委員や各サークルの先輩の声が届いただろうか。参加する新入生が少しでも増えることを期待する。

●参加した公認団体
合唱部、ESS、空手道部、日本拳法部、陸上競技部、漫画研究会、茶道部、ゴルフ部、スキー部、バドミントン部(文学部)、バドミントン部(歯学部)、アパレル同好会、自然愛好会、水泳同好会、バレーボール部、映画研究会、少林寺拳法部、フットサル部、地域貢献ボランティアサークル、図書館研究会、鶴見シューティングクラブ、剣道部、管弦楽団、演劇部、硬式庭球部、基礎体力増進会、ラグビー部、バスケットボール部、サッカー部(文学部)、サッカー部(歯学部)、アメリカンフットボール部、ヨット部、美術部、考古学研究会、文芸部、卓球部、コンピュータ同好会、写真部、生物部、硬式野球部(文学部)、硬式野球部(歯学部)、フィットネス部、国際対口腔がんボランティア協力隊、吹奏楽部、書道部、柔道部、天文部、だんすぶ、ソフトテニス同好会、歯科医療研究会、JAZZ研究会、ダーツ同好会、手話サークルJSL、軟式野球部、競技ダンス部、弓道部、ポップス研究会、軽音楽フォークギター部

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