9月22日(土)、残暑の厳しかった9月にしてはやわらかな日差しと秋風のもと、附属校グラウンドで体育祭が行われました。
上級生らしく逞しい開会宣言・選手宣誓のもと、紅組から優勝杯が返還され、どの組も闘志を燃やすスタートとなりました。共学ならではの溌剌とした若さ溢れる体育祭の雰囲気となり、どの競技も応援で盛り上がりました。まだあどけない中1の姿は微笑ましく、高校生の勇姿には熱い声援が寄せられました。
高2を中心とする実行委員会の活躍もめざましく、盛り上げるアナウンスや、黙々と競技の補佐をする姿は特筆すべき活動といえます。
中1の「台風の目」、中2の「ムカデ競争」、中3の「20人21脚」は初々しい中にも上級になるほどしっかりとした動きがあり、高1の「Jump3」では団結力、高2の「因幡の白うさぎ」ではクラスのリズムが重視される頭脳戦が繰り広げられ、高3の大綱引きも盛り上がりました。学年の種目がこの数年確定しているだけに、上級生になると出来る種目が確認でき、それぞれの学年らしい豊かな表情と動きがみられました。
クラス対抗リレーや部活対抗リレー、長距離走のために朝練に励んだ生徒も多く、走る姿は感動を呼びました。
恒例となっている全校女子による騎馬戦の激しい戦い、全校男子による威風堂々とした棒倒しも圧巻でした。
そして、「扇の舞」。色とりどりの扇を手にした高3女子が思い思いの表情で曲に合わせ、一糸乱れぬ舞いの演技を披露、観客席からもため息が漏れ、有終の美を飾りました。
次は11月、光華祭の準備に取りかかります。