現職の図書館員に新たな技術や情報を学び直す機会を提供できるようにするため、文学部では初めてとなる寄附講座として、「図書館員リカレント教育推進」寄附講座が2015年4月に開設されました。
 鶴見大学における司書教育の歴史は長く、女子短期大学が設置認可された翌1954年に司書・司書補講習を開講し、多くの有能な司書を社会に送り出してきた伝統と実績があります。
 本寄附講座では、①図書館員リカレント教育に関する調査研究、②履修証明プログラム「図書館リカレント教育コース」の新規開設の準備、及び、③寄附講座提供事業者スタッフへのリカレント教育などを実現してゆきます。
 現在は、図書館員の資格は文部科学省の認定する司書資格だけですが、②の履修証明プログラムでは、受講生が所定の科目を修めれば、鶴見大学学長から「専門司書」の交付を受けることができる文部科学省の新たな認定制度です。2015年春から受講生を募集し、秋からの開講を予定しています。
 授業は図書館総合演習、図書館情報サービス演習、図書館運営と著作権演習、図書館情報技術特論、最新図書館事情、図書館評価演習、海外図書館研究の7科目です。社会人でも受講が可能なように平日の夜間と土曜日の午後に開講し、1科目が8週間で修了できるよう、1回の授業を2連続または4連続の時限としています。
 教員陣は図書館学および情報学の角田裕之教授、長塚隆寄附講座教授、原田智子寄附講座教授の他、図書館管理運営を受託している会社の現職社員である中馬雅宏寄附講座講師の4人が担当いたします。
 今年度秋期の授業開始に向け、準備をしております。皆様、よろしくお願い致します。

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