学生9名と教員2名で、有限会社資料保存器材、国立公文書館、株式会社マイクロサービスセンターを訪問し、貴重書の修復・保存・デジタル化の現場を見学させていただきました。
 12日午前は、有限会社資料保存聞きを訪問し、アーカイバル容器の製作、傷んだ古典籍の洗浄・脱酸・修復の行程、それらの実物を見学しました。午後は、国立公文書館を訪問し、裏打ち、リーフキャスティング機、脱酸性化の機器、マイクロ撮影などを見学しました。
 13日は、株式会社マイクロサービスセンターを訪問し、マイクロ撮影実習、アパーチュアカードの作成、スキャニングの実習を行いました。学生は、実物の存在感や、修復後の変わりよう、そして現場のもつ迫力に圧倒されていたようです。
今回の経験は、卒業論文や就職活動の際に大きな財産となるでしょう。