Chen教授は本学図書館を見学され、特に、古地図・奈良絵本などの貴重書に非常に深い関心を示されました。また、創立 80周年記念として発行された本学所蔵の貴重書の文献解題付き目録「和歌と物語」にも強い興味を示され、デジタル化への促進を強調され、本学との共同研究の意欲も示されました。
Chen教授は、米国のデジタルライブラリー研究をリードしてきた指導者のひとりで,現在は,米国科学財団からの資金援助を得て、「Global Memory Net」プロジェクトの研究をされています。「Global Memory Net 」は世界の文化的な資産へのアクセスを可能とすることを目標としており,講演の中でシステムのデモンストレーションが行なわれました。今後,鶴見大学など日本の大学と協力しながら,日本の文化資産をデジタル化し積極的に提供して行きたいと述べておられました。