Graffiti of Dental Technology

Vol.67 :平行模型製作に便利な水平線描記装の活用法

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はじめに
 歯科技工研修科では模型の最低条件として「模型基底面は仮想咬合平面と平行で平らに」という指導があり、研究用模型から作業模型まで平行模型を基本としている。しかし、平行模型を製作することは容易ではなく、一般的には目測や勘に頼った調整が多いのではないだろうか。この問題を解決するために自家製水平線描記装置が、黒岩、水野によって報告されている。以来この装置は30年以上にわたり、技工作業に欠かすことのできない便利な器具として活用している。今回は、本装置とその活用法を紹介する。



なぜ平行模型が必要か?

図1 仮想咬合平面と模型基底面が平行でないと、模型側面も傾斜し、目の錯覚から人工歯の排列位置を誤ることがある

図2 前歯部などの審美補綴を行う場合には、ホリゾンタルバーを利用して得られた情報は、正確に作業模型と咬合器装着に反映させることが重要である。

 

自家製 水平線描記装置の概要

コンパスを植立した上部と咬合器の模型弓間の距離に合わせた下部からなる。図の装置は下部基底面にプラスチックプレートを張り磨滅、損耗を防ぐ、改良を加えてある。

上部と下部は互いに平行な基底面を備え、スプリットキャストプレートを介して正確に組み合わせることができる。


Presented byT.Matsumoto(歯科技工研修科 松本 敏光)

 

「Graffiti of Dental Techology」をご覧いただきありがとうございます.

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