Graffiti of Dental Technology

Vol.61 :ポーセレンラミネートべニアのマージンを調整する

チッピングや破折を防ぐために》(技工編)

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はじめに

 厚みの薄いポーセレンラミネートベニア(以下べニア)を製作することがある.この技工操作ではマージンの破折やチッピングを生じやすく慎重に作業を進める必要がある.そこで、インレーを石膏に埋め込んで研磨した経験を思い出し、ベニアの技工に応用した.その結果、良好な感触を得たので報告する.



トラブル: マージンの破損

ポーセレンラミネートベニアであるが,マージン部をメタルのようにできるだけ歯面に移行させて仕上げたいと思ってしまうのが技工士だ.

その結果,図のようにマージンを破損させてしまうことが間々ある. 『後悔先に立たず』 

(形態修正時にバーやベニアがブレることは、ラミネートのマージンをハンマーで叩いていることになる)

  『後悔先に立たず』   

 

目の細かいダイヤモンドバーを用いて、模型の歯面と移行するようマージンを調整する.べニアは軽く指で押さえるだけで安定し、マージンのチッピングを防ぐことができる.

シリコ-ンホイールを用いて最終調整を行う.視野が広いので安心してマージンを仕上げることができる.


Presented byM.ICHIKAWA(歯科技工研修科 市川 正幸, A.YAMAURA 上級課程 山浦綾乃 ) 

 

「Graffiti of Dental Techology」をご覧いただきありがとうございます.

2014年3月,「即!実践 臨床技工テクニカルヒント」が発売されました.

大変申し訳ありませんが,書籍に掲載された内容は縮小させて頂くことになりましたのでご了承ください.


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