Graffiti of Dental Technology

Vol.60 :コア法を用いたi-TFCファイバーポスト併用レジン支台築造の製作術式

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はじめに
  ファイバーポストを併用したレジン支台築造は経験の浅い術者でも比較的製作し易く、近年では数種類のファイバーポストが広く用いられるようになってきている。その中でも2007年に発売された「i-TFCシステム」はファイバーポストとスリーブを二重構造として用いる新しいかたちのファイバーポストシステムである。しかし、二重構造となっているためできるだけレジン築造体の中心部に位置させなければスリーブが外表面に露出する場合がある。シリコーンコアを用いてファイバーポストとスリーブを正確に位置固定することで築造体の表面にスリーブが露出することがなく、「コアレジン」の圧接と整形も併用できるこの術式は「i-TFCシステム」に有効である。。

 


〜シリコーンコアによるファイバーポストの位置固定〜


 図1 プロビジョナルクラウンの調整期間を経て患者の満足が得られた後、唇側のシリコーンコアを採得する。スナップ印象による参考用模型を製作してもよい。

 図2 口腔内で採得したシリコーンコアを参考に築造体部の外形のみをワックスアップする。レジン築造重合後の未重合層を考慮しわずかに大きく形態を回復する。

 図3 ワックスアップした築造体部の両隣接面を含むシリコーンコアを採得する。レジン築盛時に舌面の凹面形態を付与する際の目安になり便利である。

 図4 シリコーンコアの築造体切縁中央部にファイバーポストを固定させるためのグルーブをバーで形成し位置関係を確認する。

Presented by T.Murata (歯科技工研修科 邑田歳幸)

 

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