Graffiti of Dental Technology


Vol 25:強度を付与したゴシックアーチトレーサーの製作

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はじめに
 ゴシックアーチトレーサーの製作では3つの大きな技工のポイントがある。
  (1)基礎床が作業模型に正確に適合していること。
  (2)描記によって変形,破損しない強度を有すること。
  (3)描記時に口腔内で安定すること。
 これらの中から、私が体験したゴシックアーチトレーサーの強度の大切さについて、症例技工を通じて紹介する。


 

2.強度不足が原因と思われるトラブル

1.描記板が外れた!

 描記中に、描記板が外れてしまった。原因は、基礎床の強度不足と描記板のたわみと思われる。

2.描記針が外れた!

 描記針は、常温重合レジンで固定されているが、下部は空洞である。描記針の支持不足で、固定したレジン部が壊れた。石膏で空洞を満たしておく必要があった。

3.変形した描記板

上、中:変形した描記板 
下  :新品の描記板
 曲げようとしても、そう簡単には曲がらない描記板も、たわんで変形している。

Presented by M.Ichikawa(歯科技工研修科 市川 正幸)

 

「Graffiti of Dental Techology」をご覧いただきありがとうございます.

2014年3月,「即!実践 臨床技工テクニカルヒント」が発売されました.

大変申し訳ありませんが,書籍に掲載された内容は縮小させて頂くことになりましたのでご了承ください.


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